読書
今読んでいる本、立原正秋の冬の旅です。
主人公の心の移り変わりや、彼を取り巻く環境が非常に切ないです。
実はこの本は高校生の時に、今は亡き叔父貴に勧められた本です。
少年が母を大切に思い、父を敬愛し、そして意思とは関係なく犯罪を犯してしまう。しかし、少年院出所後また心の移り変わりが、、、
作品は昭和43年5月から44年4月にかけて読売新聞に連載されたものです。
男性に是非読んで頂きたい本です。
読み手の年齢によってすごく感じ方が代わる本です。
ちなみに、亡くなった叔父貴は、MQが料理の世界に入る事を唯一応援してくれた恩人です。
亡くなった時は、涙がこんなに出ることを初めて知るくらい泣けました。
生き残るってこうゆうことなんだ、だから俺は忘れない、叔父貴にできることはそれしかないと思いました。
いつか自分の息子達にこの本を読んでもらいたい。どんな想いを持ってもいいから読んで欲しいなぁ。